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シンガポールで、PT(理学療法)

今日は、シンガポールで3年間通ったPT(理学療法)についてです。

次男は運動面で不自由があるので、日本でもPTに通い、歩けるようにトレーニングをしていました。
シンガポールでは、まずはラッフルズジャパニーズクリニックの小児科を受診し、そこから、ローカルのPTを紹介してもらいました。
恐らく、シンガポールでは、子供の発達をサポートするような日本人の理学療法士はいないと思います。
PTは病院でもないし、ラッフルズクリニックのドクターも、「英語が分からなくても、何とかなるわよ」と言うので、この時は、初回から通訳無し行きました。
紹介してもらったのは、Kids forcus physio therapy というとこで、行ってみると雑居ビルのような建物の さほど大きくない部屋でした。
日本で通っていたのが、東京都が運営する療育施設で、PTを受ける場所は広々とした体育館のようなスペースだったので、その差に少し驚きましたが、狭い部屋でも、工夫していろんなトレーニングを行い、全然問題はなかったです。
通い初めて数回目に、息子は歩けるようになるか、と恐る恐るセラピストに聞くと、「もちろん。もうすぐ歩けるようになる。クリスマスの頃には歩くわよ」と言われ、涙か出ました。
当時、息子はもう少しで3歳になるところでしたが、一人で立ち上がることも 歩くことも出来ず、家の中はハイハイ、外出はベビーカーを利用してました。
この数ヶ月前に、日本で理学療法士に同じ質問をしましたが、「どうかな、微妙ですね」というような感じの回答でした。
実際には、クリスマスを過ぎて、何ヵ月も経ってから歩き出したのですが、「もうすぐ歩ける」と言ってもらえて、希望を持つことが出来て本当によかったです。
3年通っている間に、徐々に歩行も上手になり、板の上を歩く練習や、Uターンの練習、一人で立ち上がる練習、段差の登り降りなど、その時々に応じた訓練をしました。
筋肉の弱い息子はすぐに疲れてしまうので、10分身体を使うと、次は手を使った遊びで、OT(作業療法)のようなことをしました。
言葉は、すべて英語ですが、それほど難しい単語は使わないので、息子もなんとなく理解して、指示に従って動いてました。
レッスンは1回45分で、料金は230シンガポールドルでした。
10回分チケットを購入すると、少し割安になります。
駐在の場合、海外保険の対象となるのは、発病や初診から半年間、というケースが多いようですが、我が家はたまたま期限がない海外保険だったので、駐在中最後まで、保険である程度カバーされ、通い続けることが出来ました。
また、日本でもPTを続けたいので、シンガポールの様ないいセラピストを探したいと思ってます。
ABOUT ME
solauta
アラフィフ 2児の子を育てる心配性ママです。 主に、知的な遅れ&運動面で不自由のある次男について、綴っていきいと思ってます。 2021年7月まで3年間シンガポールで過ごしたので、シンガポールの医療事情も書きたいと思います。