日本とシンガポールで、違うことは色々ありますが、薬のキャップ(蓋)の開け方も違うことの1つです。
シンガポールには、粉薬かほとんどないので、子供が病院を受診すると、ビンに入ったシロップの薬が処方されます。
大人は錠剤を処方されます。
日本では、調剤師さんが必要な量をプラスチックの容器に入れて渡してくれますが、シンガポールでは、薬メーカーの箱に入った瓶の薬が渡されます。
大抵の薬は、普通にキャップを回せば開きますが、中には、押しながら回すタイプのキャップがあります。
ただ普通に回すと、カチン、カチンと音がして、キャップが空回りしてしまいます。
キャップの上に、押しながら回す絵が描いてありますが、私が初めてこのタイプに出会った時は、開け方が分からず、苦戦しました。
しばらく格闘してから、キャップを押すことが分かりましたが、思った以上に力が必要で、開けるのに時間がかかりました。
手のひらでキャップを強く押して回すと、力が伝わりやすく、開けられたと思います。
子供が誤って開けるのを防ぐ為の工夫だと思いますが、なかなか手強いので、病院でこの手の薬を受けとった時は、その場で一度、自分で開けられるか確認してから帰宅するのがいいかもしれません。
私が経験した中では、アレルギーの薬と てんかんの薬が、このタイプのキャップでした。